「三四郎島伝説」のロマンチストたち
当旅館の眼の前に見える三四郎島は、潮の干満によって幅30mの瀬が現れたりなくなったりする、
日本でも非常に珍しいトンボロ現象が見られる海岸です。
この美しい景色にはロマンティックな伝説も秘められており、小雪伝説として伝えられています。
源氏再興の昔、この三つの島の真ん中、中の島に、伊豆の三四郎と呼ばれる若武者が平家追求の目を逃れて隠れ住んでいました。
治承4年、源氏の白旗は伊豆の空にひるがえり、頼朝の急使は仁科の豪族瀬尾行信のもとへ走りました。
三四郎に恋心を抱いている行信のひとり娘小雪は出陣の書状を抱きしめ、三四郎のもとへ急ぎましたが、
途中で上げ潮の怒濤にのまれその姿を没してしまったという悲恋の伝説です。
恋人のためにいつ消えるかわからない海の道を走るひたむきな少女の姿が目に浮かびます。
堂ヶ島周辺
堂ヶ島天窓洞
西伊豆随一の景勝地。この堂ヶ島の島々を探勝するなら遊覧船が一番、特にその中でも天窓洞は見る人全てに新鮮な感動を与えてくれます。
伊豆トリックアート迷宮館
東海地域最大級のトリックアート施設。ここでしか体験出来ない不思議な世界をぜひ!
燈明ヶ崎遊歩道
燈灯明ケ崎遊歩道は、浮島海岸の北端から灯明を経て、絶壁や奇岩の海岸線沿いに田子までの2.3キロ、約1時間半のコースです。
この遊歩道は途中2ヶ所に展望所もあり、日本平や南アルプスまで開け、海がいっそう蒼く見えます。
また、ここには磯特有の草花が群落しており、自然を観察するには最適です。
東福寺
仁科川の清流を前にした、山門鐘楼の奥に東福寺があり、この寺の本堂天井には漆喰の五百羅漢が描かれています。
洞窟めぐり遊覧船
複雑なリアス式海岸と点在する小さな島々を縫うように進んで、神秘の洞くつへと向かう夢とスリルあふれるコース。
干潮時、海の中から道が現れて、島へ歩いて渡ることが出来ることで有名な「三四郎島」、
天井から美しい光が降り注ぐ海の洞窟「天窓洞」など、千両役者が揃っています。
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土肥周辺
恋人岬
恋人岬で恋人の名を口にしながら「愛の鐘」を3回鳴らすと恋が実ると言われています。恋人宣言証明書の発行も無料で行っています。
土肥金山
江戸時代の金山採掘の様子が見学できます。また、砂金取りの体験もできます。
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松崎町周辺
伊豆の長八美術館
松崎が生んだ左官の名人入江長八の漆喰彫刻の美術品が多数保存展示されており、美術館自体も全国2千人の左官屋さんの手によって作られた現代の左官屋さんの記念館です。
長八記念館
伊豆の長八美術館の向い。左官職人、入江長八の菩提寺・浄感寺。本堂の一部を長八記念館として一般に公開。八方にらみの龍は松崎町文化財指定です。
重文岩科学校
明治の洋風建築様式の校舎です。独特のなまこ壁をいかしながらもバルコニーを取り入れた洋風デザインは印象的。長八の鏝絵「千羽鶴」は見事。
なまこ壁通り
独特のなまこ壁が街に風情を与えています。この近くの「明治商家 中瀬邸」は明治初期のたたずまいをそのまま残しています。
雲見くじら館
くじら館に展示しているセミクジラは1977年に雲見港に迷い込んだものです。
住民の海に帰す努力も及ばず死亡したので、埋没しました。
4年後に発掘し、骨格標本を作って保存、展示することにしました。
現在セミクジラは南半球を中心に世界の海に数千頭しか生息しておりません。
セミクジラの骨格標本は日本に数点しかなく、世界的にも貴重な物です。
海の上に浮かぶ、富士山も最高! 入館料は100円です。ぜひお越しください。
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松崎町周辺
黄金崎クリスタルパーク
国内外の多数のガラスアートが展示されています。ステンドグラス、バーナーワークなどの製作体験もできます。近くの黄金崎の夕日は雄大で美しい。
(宇久須)
波勝崎
伊豆半島でもっとも男性的な海岸美を見せる波勝崎は、野猿の生息地としても有名です。堂ヶ島からなら定期船も出ており、チョットした船旅が楽しめます。
(南伊豆町)
石室神社(いろうじんじゃ)
石廊崎の灯台の先、さらに断崖に望んだ景勝の地にある神社です。
創立は大宝元年(701)といわれ、現在の社殿は明治34年に建てられました。
石廊権現は海上守護の神様。長さ四間ほどの太い帆柱の大根太上の社殿は 伊豆七不思議の一つです。
近くには縁結びの熊野神社もあり、ぜひ訪れたいところです
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